カイルア・ペット・ライフからの出発をしたアカとペラのお話し。🦜
やっぱり、ワードプレスの使い方がなかなか分からなくて、イライラしながら辿々しく、描き続けているメンタル・ヘルス・サポート&ミュージック・アンバサダーのカイルアお天です。
赤い糸の絆で結ばれたアカとペラの覚悟と旅立ち。
実は、私ごとですが、昨日ベランダで鳥籠をお掃除していたら、ルームメートのようになったペットのアカとペラが鳥籠からいつの間にか出てしまいました。
数時間、これからカイルアの自然の一部となり野良バードとなるか、それとも何とかして鳥籠の中に戻って、また、何事もなかったかのように、外の鳥たちを眺めながら、何不自由ない雨風をしのげるマーメイド・スタジオのバンドとしての生活を送るのか。
彼らにとっては、小さな体についた脳みそでどのようにして、こんなドラマを作り出せたのかと思うと、私にとってはまさに、神様仏様からの壮大なる教えのメッセージをハワイの風が伝えてくれているかのようなできことでした。

コロナが始まって、一人ぼっちだった私に、アメリカの兄のケンちゃんが、本当に自分の家で飼うはずだったファイアー・フィンチ(真っ赤なスズメの仲間)のアカとペラ。彼らは二人セットで”アカペラ”という名前にしたのは、見た目が赤いから出なく、二人で一つという意味で付けました。
その名のように、二人の気持ちもお互いに赤い糸のような硬い絆で結ばれいました。
実は、半年ほど前に、アカが網の下に潜り込んでしまい、結果的に鳥籠から出て、二人はカゴの外と中になった事件がありました。
この時は、家の中だったので、窓を閉め切って、アカとペラの送り主であるケンちゃんを呼び、彼らの絆を使って誘き寄せ、無事、二匹とも鳥籠に戻ることができました。
しかし、今回は、二匹とも大空を目の前にしたベランダで起きた事件。
しかも、張り切って鳥籠をお掃除してる完全ADHDと発達障害満開のお天さん。
鳥籠にゴシゴシと手を突っ込んで、綺麗になる鳥籠に居るはずのアカとペラに向かって、
”アカ、ペラ、ほら、こんなに綺麗になって気持ちいいようね。”
さて、下の紙も綺麗に引きけたところで。。。。
”よっこいしょ”っと。
すると、鳥籠でなく、私の後ろでアカとペラが
”どないして入ったらええのん?”
と言わんばかりに、🦜鳥語でチッピったり、チャッピッたりして呆然と私の方見てるんです。
これって、私が、張り切り過ぎて、反対側のドア開けっぱなしで、ゴシゴシやったから、彼らにとっては、出ていってちょうだい、みたいな感じで、追い出されたようなもんよね。、
ごめん。
どうしよう。。。。”落ち着け。。。落ち着け。。。”これは天にお任せ。仏様に頼りましょう。
ベッドルームに入り、冷静になるためにも、ミニ仏壇でチャンティング(読経)をして、先ずは自分のことでなく、彼らの安全とそれからもちろん、幸せを祈りました。

でも、やっぱり、落ち着かないし、苦しい。。。
気づいたら、アカ(先に飛びだった方)の声が聞こえなくなっていて、残されたペラだけが、いつになく、嵐のように風がきつく寒いバルコニーでうずくまってます。
”ペラ、アカが飛び立ったのに、一人ぼっちになっても、まだ固まったままおうちに入ることも、飛び立つこともできずに、怖くて今、どんな気持ちなんかな。。。”
申し訳ないけど、何もしてあげることもできず、挙げ句の果てに、寒いので、彼女が窓のすぐそばまで来ているのに、私はバルコニーの扉を締めざるを得なくなり、昨夜は、とにかく、仏の大いなる知恵に任せるという、テクニックで乗り切りました。
寝る前にそっと見てみたら、残されたペラの姿は無くなっていたので、きっと赤の後を追って、勇気を振り絞って飛び立ったのかなっと、無事を祈って寝ました。
朝起きて、バルコニーを見たけど、やっぱりアカもペラの声も聞こえなくて、すっかり悲しい姿になった、鳥籠をいつもの、ピアノの横に戻そうと思った時です。

ペラがバルコニーのテーブルの上から私に、
”おはよう!”っと見下ろしてます。
慌てて、鳥籠をテーブルの彼女の横にそっと起きましたが、彼女は静かに遠くの空へ飛んで行きました。
途中で、確かに相棒のアカも反対側から、私に
”ありがとう”
”僕達、新しいニューノーマルの世界に飛び出したよ”
と言われた気がしました。
いずれにせよ、彼らのこれからの野生の鳥としてのカイルア・ライフの健康と繁栄を鳥保護地域のカイルアのアンバサダーとして、すっかり、アスペルガーのメンタル・ヘルスの私としては祈っております。

You must be logged in to post a comment.